梅雨の狭間の蒸し暑さ、いよいよ夏本番です。
夏におすすめの「ダウンケット」をご紹介します。
ダウンケットとは
ダウンケットとは
羽毛の掛け布団の内、最も軽いものです。
ボリュームごとに、
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- ダウンケット / 肌掛け布団
- 合い掛け布団
- 本掛け布団
に大まかに分けられます。
夏に1枚で使う「ダウンケット / 肌掛け布団」
シングルサイズでダウン200g~300g程度。
春・秋に使ったり、空調の効いた施設での利用に調度良いのが
「合い掛け布団」
シングルサイズでダウン700g~800g程度。
そして、いわゆる羽毛布団といえばイメージされる冬用のボリュームの
「本掛け布団」
シングルサイズでダウン1.0kg~1.2kg程度です。
ダウンケットの良い点は、
暑さにも寒さにも快適な事!
ダウンケットの寝心地
通気性に優れ、さわやかな寝心地
羽毛は冬に暖かい素材ですが、夏は爽やかに使える素材です。
気温が高くなると羽根枝をしぼめ、通気性を高めます。熱や蒸れを素早く逃がし、蒸し暑さを防ぎます。
ダウンならではの軽い掛け心地
一般的なダウンケットはダウン200~300g入り。
生地も、軽い素材を使用している事が多く、タオルケット感覚でお使い頂けます。
重さが気になる体力の無い方にも、おすすめです。
おすすめの季節
さわやかな寝心地は、夏におすすめ
羽毛は冬に暖かい素材ですが、夏は爽やかに使える素材です。
気温が高くなると羽根枝をしぼめ、通気性を高めます。熱や蒸れを素早く逃がす掛け心地となります。
冬は、羽根枝を広げて保温の空気層を多く保持するので、軽いのに暖かな寝心地が特徴です。
だから、夏も冬も、快適にお使い頂く事ができます。
夏は、ケットとして1枚で。
冬は、毛布代わりに寒い日にプラスして。
四季を通じて、お使い頂く事ができ、1枚あると何かと便利です。
夜中の寒暖差にも
寝入り時は蒸し暑くて、なかなか寝付けない。
でも、夜明け前はちょっと肌寒くて、目を覚ましてしまった。
一晩の内でも、温度差は結構あるものです。
そんな時こそ、羽毛がおすすめ。暑さ・寒さ、気温に応じて調整ができるのは、羽毛やウールなど、限られた天然素材ならではの特徴です。
冬は毛布代わりにおすすめ!
ダウンは、寒い時にも、もちろん快適。冬は毛布代わりにお使い頂けます。
ちょっと物足りない羽毛布団にプラスして。また、特に寒さが厳しい日の助っ人に。
毛布の重さが気になる方には、大変おすすめ。
あると便利な一枚です。
ダウンケット選びのポイント
ダウンの量
一番は、ダウンの量。200gなら、ほとんどタオルケット位のボリューム感。
300gだと、もう少しふんわりしていて、ガーゼケット位のボリューム感。
ダウンのグレード
ダウンケットは、羽毛布団のように、必ずしもダウンのグレードについて触れていないものもあります。
冬用の羽毛布団ほどは、保温力についてこだわらない場合も多いので、
もちろん、グレードにこだわって頂けば、秋冬はしっかり暖かく、より快適にお使い頂けます。
それに、夏の通気性についても、良いダウン程、爽やかに整える働きがあり、夏も冬も、より快適にお使い頂く事ができます。
グレードにこだわる場合は、冬の羽毛ふとんと同じく、ゴールドラベルやCILラベルをチェックします。
CILラベルは、レッドラベル・シルバーラベル・ゴールドラベル・ブラックラベル・プラチナラベルとなっています。
ダウンのラベルがなくても、ダウン産地などの情報がある場合もありますが、ダウン産地だけでは、ダウンの保温力・パワーが具体的にわかりにくいので、その場合は、「かさ高」や「ダウンパワー」「ダウン率」を比べてみることをおすすめします。
生地
ダウンケットも生地も重要なポイント。
軽くて速乾性の高い合繊素材を使用する事が多いですが、綿生地で作っているダウンケットもございます。
お好みでお選び下さい。
キルト
冬の羽毛布団は、大体「立体キルト」といって、マチに高さを付けたキルトで仕立ててあります。
ダウンケットは、直接縫い込むただのキルトである事がほとんど。
でも、こだわりのあるダウンケットは、「立体キルト」のものも少ないですが、ございます。
ダウンのグレードにもこだわったものである事が多いですが、よろしければ、こういう点も見てみて下さい。
ただし、「立体キルト」で作ったものは、ウォッシャブル表示ではない事が多いです。
お洗濯の際にとれてしまいやすいので、頻繁に洗濯機でがしがし洗う使い方には向いていないですね。
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